燻製ニシンの虚偽

 イギリスのジャーナリスト、ウイリアム・コペットが新聞の誤報を評した言葉が、「燻製ニシンの虚偽」なのだが、猟犬の訓練で、子犬に燻製ニシンを引きずってその臭いにおいを追っかけるように仕込み、その後にキツネやアナグマの微かなにおいを追えるように仕込む-ために、追跡する動物の匂いとは逆方向に燻製ニシンを引きずって、犬を惑わす訓練をする-とのいわれが在るが、犬はその様なものにも惑わされず、追っている動物を追い続けるそうだ。

所謂、「如何にも在りそうだが、実際は無いこと」を言う。

 さて、この度の北朝鮮の平昌オリンピック参加と韓国の北朝鮮対応だが、同盟国の日本、アメリカが要望する「核放棄」よりオリンピックを優先した。

韓国は「国の事情」では無く、文在寅大統領の「国内の事情」を優先したのだ。

韓国の歴史なのだろうが、国際的には矛盾となり、問題の後送りどころか信用の失墜しか無いだろう。

慰安婦問題でもそうだ。 韓国教育の賜物(?)なのだろう「日本タタキ」で国内支援の囲い込みを取るつもりなのだが、日韓関係との板挟みに陥ることは目に見えているのだ。

いわゆる「自家撞着(じかどうちゃく)」だ。  言動或いは文章の、前と後が矛盾する-のだ。

 さて息子から電話が入った。「もう、転校手続きが終わっているんだ」

それはそうだろう。 小学3年生と幼稚園児の孫は、本人の意思に関係無く、親の意向に従うしかないだろうし、親は「子の意思を確認する」ことでは無く、自分に従わせることが親の責任だと思っているだろう。

何れ矛盾が起ころうと、「その時はその時に」なのだろう。

穿(うが)った見方かも知れないが、息子の嫁さんは

「自分たちが別居している間(余計なことに時間を取られず)に生活基盤をしっかり頑張って欲しい」と、考えての攻略なのだろう。


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

0コメント

  • 1000 / 1000