カラスとトランプ大統領

 一昨日だが、「カラス侵入禁止の張り紙で、カラスが来なくなった」と言うニュースがあった。

東日本大震災で被災した大槌町の東京大学沿岸海洋研究センターでの話だったが、窓ガラス等が被災したままであったため、建物内へのカラスの侵入に困った職員が、友人のカラスの生態に詳しい宇都宮大学の教授に相談した結果、「侵入禁止」の張り紙が有効との指導のもと張ったところ、実際に来なくなったのだ。  理由は、カラスが文字を理解したのでは無く、張り紙に興味を持った学生が、カラスが来るとじろじろ見つめるので、人の目が気になったカラスが来なくなったのだと言う。

 将に、関心が高まると人は注目し、注目が集まるとそれは撃退させるほどの力を持つ。

FBIの長官を解任する権限を持つアメリカの大統領トランプは、自らと側近の疑惑問題にFBIが取り掛かろうとしたためにトップの長官を即刻解任した。  その結果、特に野党の民主党が「大統領の司法妨害」だとして特別検査官の任命を要求したため、司法省が前のFBI長官だったモラー氏を特別検査官に任命した-のだが、最大の関心事は、アメリカの議会が「大統領の弾劾」まで持って行くかどうか(?)なのだ。

その大前提は、アメリカ国民の関心度、衆目度なのだ。

100日前に「大統領として期待」した人物を「大統領に相応しく無い」と判断出来るかどうか-

 日本でも、共謀罪やら私学の認可問題、あるいは豊洲移転、東京オリンピック問題で都民、国民の関心度合が問われるのだろうか?

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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