民主主義社会

 最近、テレビ番組でも話題の法案「共謀罪」だが、〝安全な国”を満喫する現在の日本では、それがどのようにして維持出来ているのか(?)どうしたら継続出来るのか(?)議論する余地が少ない。

安全・安心である現状を維持したいと思いながらも、それが如何にも「守られている」、「自分たちで守っている」と想像するしたがるのだ。

確かに、内に在る心理なのかも知れないのだが、外部からの要因を如何にストップするか-は現代の社会では、情報の公的監視は必要だろうし、国家間に於いては国の情報管理体制が整っていることが必要であろう。

 北朝鮮問題に関し、ローマ法王は「事態は今、熱くなり過ぎている」と述べ、「交渉を仲介できる第3国は沢山在り、その準備が出来ている国もある。」と言ったと言う。

法王が直接仲介することは出来ないのだろうか? 法王が期待する第3国とはノルウエーらしいが、直ぐにでも着手してほしい。 安倍首相が訪問したイギリスは「北朝鮮の核及びミサイル実験は国連安全保障理事会の決議と国際的な義務に違反する」と非難し、経済的な圧力を掛けると断言はするも、アメリカや日本が期待する中国は、「武力行使によって不和が解決することは無く、一層大きな災禍を招くだけだ」とし、「中国一国に解決を期待するするのは現実的ではない」と反論する。

 身を挺して神になっても、時代の流れだとされる-  一個人の意思に入り込み、在る方向に意志を向かわせようとするポピュリズム。 ポピュリズムを大衆迎合主義と言うが、大衆を在る方向に向かわせようとしたことが戦争を拡大した。  勿論要因は別に在ってなのだが、その要因を解く手段として大衆を誘導する。

 監視社会-誰もが自由な発想の中で自由に行動出来ることを望むのだが、それを保障するには何が必要か?  自らの手段だけでは守り切れないとしたら、記録が残るネット社会での監視はさて置き、犯罪などの謀議を防ぐにはどうするか-

 グローバル社会に於いて、多様な価値観を認めた上でその国、その社会に認められない価値のみを排除するには、価値観の異なる国とさえも連携を図る必要があるだろう。

そのためには、国家による監視では無いが監視社会は必要であろう。

 スノーデンはロシアでどうしているのだろうか?

報道によれば、中南米に向かう途中のロシアで、アメリカがスノーデンのパスポートを無効にしたため、ロシアから出国出来ずに現在でもロシア内に居るが、「出来ればアメリカに戻りたい」らしい。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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