止まる勇気

 僕の通勤路に「森戸橋」と言う1級河川を渡る橋が在る。

全長は凡そ150メートルで幅員が3.2ⅿで、片側1車線で且つ出入口に重量規制用のコンクリート柱が設置されている昭和46年に竣工した橋だ。

そのため、渡る手前で対向車の動向を確認しながら進入しなければ、余計なロスが生じるのだ。

 このような橋は各地に在ろうかと思うが、歴史的には鎌倉街道上道(かまくらかいどうかみつみち)が在った生活道路であり、橋の両側が森戸と言う地域であり、この1級河川を渡る車道は800m以上離れて1本しか無く且つ日中は渋滞が激しいため、朝夕は意外と利用者が多い。

しかも、橋の付近に高校が在り、通学の自転車も通勤と重なるのだ。

 利用する僕は必ず対向車両の存在を確認すべく、先行車両に続き進入せずに手前で一旦停止する。

後続車にも配慮しなければならないのでタイミングは気を遣うのだが、先行車両に続いて渡ってもその先には狭い通学路の両側に電車から降りて来た生徒が歩いていて、その先には踏切や信号機が在るため、一旦対向車を通してから渡っても、先に待っている渋滞が少しでも解消するので時間のロスはほとんど無い。

 「狭い日本、そんなに急いでどこに行く」

昔の交通標語だが、交差点の一時停止ラインばかりで無く、狭路の通行などは対向車の動向を確認するための一旦停止が重要なのだが、先行車に続いて「渡っちゃえ!」車両は以外にも若い女性の運転する車両なのだ。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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