「年令(とし)の所為にするな」と自問自答するが、最近「どうも、眠りが浅い」「どうも、排泄がままならぬことが在る」「お店のフロアの僅かな凹凸につまずく」。
同世代の連中は皆病院通いで、日常の話題の中心なのだ。
自分自身の場合、或る日の朝、目が覚めて‟70才の壁”にぶち当たったのだ。
目が覚めると、両足がうまく伸びないのだ。
咄嗟に「脳卒中の後遺症状」と思い、雨の降る中、足を延ばすように歩き出したのだが、10メートル歩くのが大変だった。 「これが‟70才の壁”なのか?」と、毎日歩いた。
1か月ぐらいは4kmコースだったが、その後は、それまで走っていた12kmのコースにチャレンジした。
若かりし頃は、何かと参考意見が目の前に在ったものだが、最近思うことは、「何百万人、何千万人の諸先輩諸先達は、老いて来る後輩たちに経験則を語らなかったのだろう?」
例えば、「ちょっとしたことで転倒し、骨折した」その結果、寝たきりになるケースが在る。
その主な理由の一つに骨粗鬆症があるが、早い時期から骨の形成に関係する栄養素のカルシウム、ビタミンD,タンパク質の摂取に留意し、中でもビタミンDをたくさん摂取することで、筋肉や神経が正常に動き転倒予防になること。
日本人の死因第4位が脳卒中で、その原因の1つは生活習慣だが、動物性脂肪を多く摂取することで血管の壁に脂肪が溜まり、血管の詰まりを起こして脳梗塞を引き起こす。
過度のストレス、肥満、運動不足、喫煙、大量の飲酒を避ける-
特にウオーキングは、脂肪を燃やすことは勿論、悪玉コレステロールの減少、血管の弾力性強化に繋がり、非常に効果が在る-
高齢者が日常的に「高齢者ノウハウ」を語り合う社会を期待する。
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