ススキ、茅(萱)、尾花

 5:00p.m.を過ぎても蒸し暑さが残る中を、今日も散歩に出掛けた。

代わり映えの無い散歩コースだが、医大の進学課程校舎や特別支援学校前までの歩道は、雑草に気付けば抜き取るので殆ど生えていないし、収穫を終えた田圃では、鳥追いカイト鷹がうなだれていて、高齢化や人手不足を表しているようだった。

 宮下橋を渡ると、藪の中にススキの穂が立っていた。

子供の頃の我が家は「茅葺」で、茅葺屋根の取り替え工事は近所の人びとが総出-いわゆる「結(ゆい)」で作業をしていたので、近くに萱場(かやば)が在ったのだが・・・

 幽霊の正体見たり枯れ尾花-と言う句が在る。

江戸時代の俳人横井也有の句だが、風になびくススキの穂も見ようによっては幽霊に見えるのだろうが、菅政権も「枯れ尾花」なのだろうか・・・

 今日は久し振りに「ほっと」で近藤氏に会えた。

店主から、「先週は金曜日に来たので、今日は来ないかも知れませんよ」と言われ、食後のコーヒーを飲んでいる時、駐車場に車が入って来た。

先日の黒檀を利用した作品を持って入って来たのだが、更に「ポポー」と「酒マンジュウ」を皆に配ったのだ。 ゲイジュツ家の近藤さんらしいなあ・・・

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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