第二次世界大戦に臨んだ大日本帝国の為政者と少々桁が違おうと、権力者が行ってはいけないことは「ツケを国民に回さない」ことだろう。
今日の東京都の新型コロナウイルス感染者数は5,042人。
ウイルスの、アルファ型からデルタ型への変容は、その感染力は勿論、感染方法さえも変わったにも拘らず、東京都も国も自らの施策を解析公表せず、「全て、都民が国民が自制出来ていないことが原因」とばかりに緊急事態の祝詞をあげる。
ノリトを上げることで村を救おうとした天明3年の夏だったが、標高2,560mの浅間山から流れ出た火砕流は鎌原村全体を一気に飲み込み466人が亡くなり、更に利根川を下り1,500人もの人々が犠牲になった天明の浅間山大噴火-
これまでは保健所が調整弁だった「入院か自宅療養か」の判断、容態が急変する中等症患者が急増するであろう医療現場は、難題が一気に拡大し、死に直結する責任は感染者と医師にツケられた。
話は変わるが、
5日の読売新聞に、元国際線チーフパーサーの方から次のような投稿が在った。
「私は25年間CAとして多くの人に接してまいりました。 年齢、性別、国籍を問わず、『品』を感じる人には共通点があります。 当然のことながら、パット見た第一印象が良いことは言うまでも在りませんが、それ以外に共通した点が在ります。
それは、『あと』が美しいことです。
つまり、立ち去った後、使った後、食べた後・・・すべて『後』が美しいのです。
ファーストクラスに搭乗されたある社長は、フライト中多くを語らず、必要最低限の会話を交わす程度で、『しゃべり掛けるなオーラ』が全身から漂っていました・・・ミールサービスの時、社長はステーキをお召し上がりにならなかったのですが、食べ終えた後のお皿の状態がとても美しいのです。 食べられない付け合わせや飾り物をお皿の隅に寄せ、カトラリーがキチンと揃えて置かれていました。 そしてソースなども残さず召し上がっていらっしゃったのです。 パンくずなども散らかさず、テーブルの上もとてもきれいに保たれていました・・・それだけでは在りません。化粧室をご利用なさった後も男性がご使用になった後とは思えないくらいに整然としていました。 そして驚いたのは、到着して降機された後の座席周りです」
0コメント