僕が住む町は、川が流れていて田圃も在り近くには丘陵地も在るので、車で少し移動すればゆっくり休憩出来る場所には事欠かないのだが、「コーヒーでも飲みながら-」となると年令の性か珈琲店に行く。
と言うわけで、僕が行く珈琲店を2店紹介します。
1店めは僕が住む町の在る「ほっと」と言う小さな店だ。
埼玉医大病院からおよそ1.2kmほど山側に入ったエーデルワイズゴルフ場の裏側に在るのだが、珈琲店の幟(のぼり)が立っていれば「営業中」。
店主は奥様で、大正14年開業の山下コーヒー㈱の「現代珈琲専門学院」(東池袋)で学び、結婚した息子が住む隣の空地にご主人の手造りで開業したとのこと。 なので、山下コーヒーから豆を仕入れ焙煎して出してくれる。 周辺は、前と裏側にゴルフ場が在り、緩やかな傾斜面の畑はイノシシやタヌキ、ハクビシンが出没するが、テーブル2脚とカウンター席だけの店内にピアノ協奏曲が流れる日向ぼっこに丁度良い店だ。
2店めは智光山公園(狭山市)入口近くにある「去来庵」だ。
店主(石野真菜氏)は元教員で、退職後は秩父に別荘を建てて趣味の陶器づくりを楽しんだそうだ。 そのため、作品を展示する目的でギャラリーとして現在地にオープン。
来客の要望も在り、会話を楽しめる喫茶店としたのだそうだ。
店主の母親は渡辺うめさんと言い、1982年(昭和52年)の75才から作り始めた農民人形は当時のマスコミに取り上げられ、ニューヨークでも展示されたほどで、今でも作品の展示と石野さんの語りで各地に出向き、この3月は伊豆で開催予定とのこと。
店主手造りの色々なジャムはお奨めだ。
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