「店の空間」は誰のもの?

 水曜日は蕎麦屋(山富貴)が定休日なので、「ほっと」でのカレーセットになる。

町内から離れた中山間部の小さな喫茶店「ほっと」だが、場所柄、馴染み客以外にハイキングやウォーキング途中の客も立ち寄るのだ。

 店内は大小のテーブルとカウンター席の椅子3脚のみで、1:00p.m.を過ぎて店に行くと、4人掛けテーブルには近藤氏とお連れさん、カウンター席には富澤さんが居て、僕は出入り口の二人掛けテーブルに座り、他愛ない世間話が続いた。

 そのとき、3人連れのご婦人が徒歩で入って来た。

町内から冷たい飲み物を求めて歩いて来たらしいが、

「アア、涼しい! 前に来た時、×××が美味しかったのよ・・・」

すると近藤氏の「ご馳走様でした!」の声に、「あら! もうお帰りですか・・・」

「ええ、もう5時間も居ますから・・・」

僕が入店時にカレーライスを食べていた近藤氏。

来客に気を遣った近藤氏。

「申し訳ありません・・・気を付けてお帰り下さい! いつもありがとうございます」と店主。

すると3人組は、「この前も変わって頂いて・・・スミマセン・・・」

 「店内の空間」は誰のものだろう

施設管理者は店主だが、空間(空気)は客のものか?

施設管理者は施設内の空気も管理「したい」或いは「すべき」ところだが、客の反応を重視してしまう傾向が在る。

施設管理者は施設内で起きた法律上の賠償責任は無過失責任、即ち施設管理者が全額損害賠償責任を負うことになるのだ。

 今回のケース、先客の自由意思で退席したので問題は起きなかったが、3人の客を(丁寧に)入店拒否する必要が在ったのだ。

 話変わって今日の新型コロナウイルス(新規)感染者数だが、全国で9,000人を超え、特に東京都が3,177人、神奈川県で1,051人、埼玉県で870人、千葉県で577人と何れも「過去最高」で、またまた国に「緊急事態宣言」を発令するよう要請すると言う。

 「無責任時代」到来なのかナァ・・・

「責任(を持てる)者出て来(たれ)い!」 


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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