越生うちわ

 日本の「三大うちわ」と言えば、丸亀うちわ、京うちわ、房州うちわだが、ドッコイ「越生うちわ」を忘れ成さんな!

 「丸亀」は、伊予から竹を、土佐から紙を、そして糊は阿波から取り寄せ、丸亀藩総出で団扇づくりに励み、現在でも国内生産のシエア46.7%で1位。

安価なポリエステル製に比べて、竹製で柄と骨が一体型の「丸亀うちわ」は、「あおぐ」だけでは無くインテリア等の「かざり」にも使用され、用途が広い。

「京うちわ」は柄が「差し柄」で骨は「竹ひご」。

鑑賞用或いは装飾品として利用され、形も丸型、角型、長柄型、羽子板型、扇型、千鳥型など多岐に渡り販売シエアも40.2%の2位。

一方「房州(うちわ)」だが、「丸亀」が真竹の男竹を使用するのと違い、温暖な気候のため昔から女竹(めだけ)の産地として江戸へ出荷していたので、明治に入って房州・那古で女竹を使用した団扇作りが始まり、「江戸うちわ」として販売だが、現在の生産量は不明。

 さて、「越生(おごせ)うちわ」だが、柄に一直線の「肩竹(かたたけ)」が在るのが特徴で、通称「一文字団扇」と呼ばれ、強い風を起こすのに便利-

なので火起こしやウナギのかば焼きに利用され、硬い需要を受けているのだが、現在は、唯一「うちわ工房・しまの」が営業しているのだ。

冬場2月には、プロの芸人を呼び「囲炉裏ライブ」を開催して、頑張っている。

 ・・・

今日も「山富貴」へ行くと、駐車場がほぼ満杯。

なので、Uターンして「毛呂山田中屋」での「粗挽き蕎麦」にした。

「ほっと」でコーヒーを飲み始めると、空が暗くなりポツリ、ポツリ・・・ゴロゴロ、ザァァ・・・

小雨になったので帰宅し、散歩の支度・・・しようと思ったが、ゴロゴロ、ゴロゴロ・・・竹藪の竹がしなっていた。

止む無く、事務所で保険のシゴトとマッサージ機。

地域の防災無線から「帰れコール」が流れると、南の空に虹がしばらく見えた




毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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