ある詩「おかげさま」

常讃寺の藤場美津路さんの「丁度よい」をネットで見ますと、上所 重助氏作の「おかげさま」と言う詩が出て来た。

   夏が来たら 冬がよいといい   冬になれば 夏がよいという

   借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる  金を持ったら 古女房が邪魔になる

   所帯を持ったら 親さえも 邪魔になる

   誰もかれも どこもかしこも カサカサ  乾き切った 味気ない この頃

   衣食住は 昔に比べりゃ天国だが     上を見ては 不平不満の明け暮れ

   隣を眺めては 愚痴ばかり

   どうして自分を見つめないのか   静かに考えてみるがよい

   親のおかげ  先生のおかげ   世間のおかげのかたまりが自分ではないか

   いくら長く生きても  幸せのど真ん中にいても

   おかげさまが見えなけりゃ   一生不幸

   「俺が」「俺が」を捨てて  「おかげさまで」「おかげさまで」と暮らしたい


   

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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