息子が千葉の田舎で副業をするためマイカーが必要となり、たまたま鴻巣の義弟が車を使用しなくなったとのことで、朝から鴻巣へ行ったので午前中に帰宅出来、午後は実家の墓参りだったのだが、(実家の)兄は朝からの降雨を言い訳に、「墓参をせず、仏壇の位牌に祈りましょう・・・」
アレ⁉「お彼岸」て、何をする日?
特別信仰心は無いが、子供の頃から家族そろって彼岸の季節には(納骨された)祖先との対話のために墓参していたし、位牌は故人の依り代。 雨が降っていようと墓地まで1㎞ほど。略してはイケナイだろう・・・
結果、線香を焚いて略式供養し、出された飲み物食べ物をいただいたが、先祖を偲ぶこともせず終わった。
特段、墓の清掃もせず、彼岸や盆の飾り物はこちらで事前に手配して在るので飾り付けは形付けられてはいるものの、毎度のことだが寂しいものだ。
ところで、春の彼岸の供物の「牡丹餅(ぼたもち)」だが、近所から戴いた「ぼたもち」は「粒あん(ぼたもち)」で、和菓子屋では「粒あん」「漉し餡」両方在ったが、春彼岸の「ぼたもち」は本来「こし餡」だろう・・・
理由は、材料の小豆(あずき)を秋に収穫して一冬越すので、小豆の外皮が硬くなってしまうので漉して使ったのだ。
現代は自家製「餡」では無く、既成の餡子屋製のアンを使用してしまうか、煮込んだ小豆を潰して「粒あん」でも無く「こし餡」でも無い「中間餡」なのだろう。
まっ、拘らなくても良いのだろうが・・・
ついでだが、秋は「粒あん」だ
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