掃海艇

 降伏後の日本近海には、大日本帝国海軍が敷設した経維機雷55,347個とアメリカ(海)軍が敷設した「感応機雷」6,546個が在り、それによって日本の海上交通は断絶され、食糧の輸入が止まってしまった。 そこで、戦時中から行っていた海軍による航路啓開作業が米海軍省軍務局の指示で復活し、1948年に海上保安庁が新設され機雷除去が本格化した。

 その後、連合国軍占領下で起きた朝鮮戦争で、北朝鮮軍が敷設した機雷の被害に遭った米軍から、機雷掃討の要請が在り、(当時の)吉田首相は戦争放棄の憲法下にありながら「特別掃海隊」を編成、元山の機雷掃討(海外での戦争)に参加させたのだ。

 占領下で出来た(日本国)憲法。 SCAP(連合国軍最高総司令部)からの要請とは言え、「戦争の放棄」「交戦権の否認」に反した戦時下への参加。

今だからこそ知り得る事実。

バイデンのアメリカになったからと言って、日本の役割はトランプ政権下以上に難しい判断が求められるだろう・・・

トランプの場合は要求が具体的であり、それに対しての交渉で良かったが、バイデンの場合、日本は自主判断が求められるであろうから、国民の総意に関係無く内閣が自主判断してしまう懸念が増すのだ。

 日本国憲法の原理の一つである「国民主権」だが、国が全ての情報を国民に正確に知らせるとは限らない。 都合の悪い情報を隠したりウソの情報を流したりするので、国民の「知る権利」なぞなんの保障も無いのが現状だ。

なので、精々マスコミュニケーションを味方に強く求めることが重要だろう・・・

 話変わって、

木々は紅葉したが決まったように5キロコースの散歩なので、あまり変化が無いのだが、今月に入ってから畔にスミレの花を見付けるのだ。

スミレは春の花だろうと思っていたが、晩秋に咲くスミレも在るのだ。

検索すると、色や形から「姫スミレ」ではないだろうか・・・


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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