火曜日の昼飯は、この処「去来庵」にしている。
「お任せランチ」で、今日は先日持って行った南茅部産「早煮真昆布」の実山椒煮、蕗のとうの煮物とだいこんの酢漬け、それにアサリの醬油味にメーンの小豆米だが、先ずは手造りの酒粕甘酒を一杯飲み、仕上げはコーヒーで1,100円。
今日は1:00㏘前に行ったが、先客二人連れが食事を終え料金を払う際に店主が店の名刺を手渡し、店名の読み方を教えようとしたのだが、「うン?・・・きょ?ギョライ?」との客に、すかさず店主、「キョライアン・・・です」
「キョライアン・・・」とだけ言い、客は出て行ったのだが、歯切れが悪い。
「去来庵って、どうして付けたの?」
普通なら、そう言う会話になるのだろうが、無反応の客に代わって自問自答した。
ところで今日の料理の材料「山椒」だが、日本全土と朝鮮半島の南部にしか無い、言わば日本特有の植物と言える低木なので、
『「山椒」と言えば関西の食材として有名ですが、関東に在る山椒と違いは在りますか?』と聞くと、
「養父(市)には朝倉山椒と言って、棘(とげ)の無い山椒が在るのですけど、他の処に移植しても育た無いんです」とのこと。
更に、雄雌在り、実が生るのは雄木だけだそうで、「アゲハ蝶が食葉として好む」のだそうだ。
少々癪に障るので、帰宅後パソコンで検索すると、
「日本産のアゲハチョウ類は、ミカンや山椒などのミカン科植物を食草とする」と在る。
確かに山椒は「ミカン科」なのだ。
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