気候変動抑制に関して、196の国や地域が参加する国際的な協定(合意)が2015年にパリで行われたのがパリ協定だ。
人類が生み出す温室効果ガスだけでも、現在の人類が協働して削減しようとチャレンジを始めたのだ。 気候変動、地球の温暖化は人の営みばかりではないだろうし、それぞれの国、地域には時に寄りのっぴきならぬ事情が起こるだろう。
しかし、
● 米国と米国民を守る任務をはたすため
● 他の国々が利益を得て、私の愛する労働者がコストを負担させられている。 そして職を失い賃金が下がり工場が閉鎖させられている
● 大きな負担だった緑の気候基金への拠出も止める
● 汚染に加担する国々を規制せず、保護が進んでいる米国を罰するような枠組みは支持出来ない
● 中国は温暖化ガスの排出を増やし続けることが出来る。 インドは石炭生産を倍増できる。
などと言い訳して前政権が成約した協定を離脱する-としたトランプ政権。
大統領制のアメリカだから起こることだが、アメリカには良識を期待したい。
中間選挙対策で人類の知恵のチャレンジを止めてはならない。
国のリーダーは、常に世界的な視野がなければならない。
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