僕の住む隣町に豆腐屋「みや」が在る。
現在は、店名を「大豆工房みや」に変更し代表者も息子になったが、元は僕の住む町で起業したのだった。 大豆アレルギーの息子のために、母親の宮永さんは「息子が食べられる手造り豆腐」にチャレンジし、同じ様に苦しむ子供のために豆腐屋「みや」を起業したのだ。
「ひとの身体はたべものからつくられる。 だから安心・安全なものを食べたい・・・よけいなものは加えず、信頼できる材料だけでつくった豆腐をみなさんに食べていただこうと、はじめたお店が「大豆工房みや」です。」
つくり手社長の‟思い”の書き出し文です。
「全国の契約農家から農薬や遺伝子組み換えなどの心配の無い国産大豆と沖縄や伊豆大島で採れる海水にがりを使い、水質の良い越生の水」でつくる豆腐。
「豆腐をつくる過程で泡が発生しますが、この泡を残したまま凝固させると、食感のよい美しい豆腐に仕上がりません。 日持ちも悪くなります。 そのため一般的な豆腐は、油脂系凝固剤やグリセリン脂肪酸エステル、シリコン樹脂と言った消泡剤を加えて一瞬にして泡を消します。 しかし、大豆工房みやではこれらを使わず、スタッフが手作業で泡を取り除いています。・・・豆腐は、豆乳に硫酸カルシウムやグルコノデルタラクトンなどの「精製にがり」を加えて固める方法と、天然の海水から穫れる「海水にがり」をつかって固める方法が在ります。・・・「海水にがり」はミネラルを豊富に含み、身体に安全なものです。」
「一般的な油揚げやがんもどきは、豆腐生地に膨張剤を加えて大きくしてから油で揚げます。 スポンジのようにフワフワした食感が特徴です。 大豆工房みやでは、スタッフが豆腐生地を叩いて伸ばしたり、丸めたりして揚げています。 油は非遺伝子組み換え菜種の一番搾り油を使用していますので、油抜きをする必要が在りません。」
僕は、今日も「大豆工房みや」で「おからクッキー」を3個買って来た。
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