「なぎ」と言う常緑針葉樹

 いつもなら金曜日はパートタイマー出勤日なのだが、昨日出勤したので

「今日は『仕事は無し』です」

なので、午前中は3:00p.m.に予約した理髪時間までの消化に労したが、11:00a.m.を過ぎて身支度を始めた。

 いつもの「山富貴」なら髭面のままで出掛けるのだが、今日は「去来庵」。

髭を剃って店に行くと、先客に寺内氏が居た。

「去来庵」の客の大半は女性なので、食事に集中せざるを得ないのだが、寺内氏のお陰でゆっくりと食事が出来た。

 なので、理髪店に2:45p.m.頃に入ると先客も居ず、スリッパが用意されていていつもの奥の椅子に座った。

この「床屋」だが、利用し始めて40年程度だろうか・・・若い頃は、勤務地近くの理髪店で、八重洲のときは「東京建物ビル」内で銀座のときは新橋周辺だったが、店を決めた方が良いと気付き今の店に決めたのだ。

 耳の掃除も含めて1時間も掛からず終わると、玄関口の靴箱の上の鉢植えに気付いた。

葉に葉脈が見え無いので、「これは人工植物ですか?」

「いいえ、『なぎ』と言うホンモノの植木です。 戴いた時は20センチくらいだったんですけど、1年で僅かしか成長しないんですよ。 でも、この木を知っているお客さんが居て、以前に福岡市の『菊池神社』で御神木として見たらしく、来る度に懐かしがっていますよ」

知らなかったァ・・・「なぎ」

ネット上では、

「八丈島、四国西南部及び九州南部の海岸域に分布するマキ科の常緑針葉樹。 自生は少ないが、静岡以西の暖地に植栽される」

と在り、海運の安全を願うご神木や熊野権現の信仰と結びついて多くに神社に植栽された-と在った。


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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